※このギター講座は、僕が教えている生徒さんに授業の補完の意味合いで作成したものであり、1から10まで全てを説明するものではない事をご了承ください。
スピッツの「ロビンソン」という曲を弾き語り、もしくはバンド演奏でアコースティックギターを弾く場合に気を付けておきたいポイントをまとめてみました。
(↓New!!ロビンソンのイントロアルペジオを弾きたい方はこちらの記事をご覧ください。)
https://shinyafukuda.net/?p=8932
デモ演奏
まずはデモ演奏をご覧ください。
いかがでしょうか。
それでは、この曲を弾く為のポイントとコード進行をまとめていきましょう。
ストローク(右手の振り)について
この曲はテンポがそれなりに速く、しかも16ビートストロークなので初心者の方にはきついでしょう。最初に気をつけたいのはとにかく力を抜いてストローク(手を振る)する事です。テンポが速いとどうしても力が入ってしまいます。そうするとギターの音色も固くなり、余裕がなくなります。コツはとにかく力を抜く事。これだけは覚えておいてください。
ストロークのコツを動画でまとめてみました。ご覧ください。
ストロークは高音弦側と低音弦側を弾き分ける事で、メリハリを付けています。こうする事で強弱が付いたように聴こえます。さらにストロークも楽になります。
先ほどのビデオで観て頂いたとおり、全部の弦を全力でストロークするとメリハリが無い上に、疲れます。適度に弾き分けをしましょう。
出てくるコードと押さえ方(TAB)
CM7
−−−0−−−
−−−0−−−
−−−0−−−
−−−2−−−中指
−−−3−−−薬指
−−−*−−−
Bm7
−−−0−−−
−−−2−−−薬指
−−−2−−−中指
Em
−−−0−−−
−−−0−−−
−−−2−−−薬指
−−−2−−−中指
−−−0−−−
G
−−−0−−−
−−−0−−−
−−−0−−−
−−−2−−−中指
−−−3−−−薬指
Am7
−−−1−−−人差し指
−−−0−−−
−−−2−−−中指
−−−0−−−
−−−*−−−
D
−−−3−−−薬指
D7
−−−1−−−人差し指
−−−2−−−中指
−−−0−−−
−−−*−−−
−−−*−−−
E7
−−−0−−−
−−−1−−−人差し指
−−−0−−−
−−−0−−−
B7
−−−0−−−
−−−2−−−薬指
−−−1−−−人差し指
−−−2−−−中指
−−−*−−−
Esus4
−−−2−−−薬指
−−−2−−−中指
−−−0−−−
E
−−−0−−−
−−−0−−−
−−−1−−−人差し指
−−−2−−−薬指
−−−2−−−中指
−−−0−−−
では、イントロからコード進行を紹介していきます。
カポを2フレットに装着してください。オリジナルキーはAです。
イントロのコード進行
| CM7 | Bm7 | Em | Em |
| CM7 | Bm7 | Em | Em |
| CM7 | Bm7 | Em | Em |
| CM7 | Bm7 | Em | Em |
ストロークのリズムについては、上の動画を見てください。
動画のリズムが基本リズムです。
Aメロのコード進行
| G | Am7 | D | Em |
| CM7 | G | CM7 | D |
| G | Am7 | D | Em |
| CM7 | G | CM7 | D |
Bメロのコード進行
| Bm7 | Em | Am7 | D7 |
| Bm7 | E7 | Am7 | D B7 |
ここは、8小節目のD→B7だけリズムが変わります。
下記の動画をご覧ください。
サビ手前のDからB7へのコードチェンジの動画です。
よくある悩みとしては、「DからB7へのチェンジで指が付いて行かない」というものですが、ここはコツはありません。
とにかく練習してください。練習する時は、どこが悪いのかを考えてやれば、必ず出来るようになります。あきらめずに何度も繰り返して練習してください。
サビのコード進行
| C | D7 | B7 | Em |
| C | D | Bm7 | |
| C | D7 | B7 | Em |
| CM7 | D | Em | |
サビ8小節目のBm7の処理の仕方です。
ここも低音弦と高音弦を弾き分けて、メリハリを付けると良いと思います。強く力を入れて弾くのではなく、手首のしなりで音量を出す事を心がけてください。
さて、いよいよラストです。
エンディングのコード進行
| C | D7 | B7 | Em |
| CM7 | D | Em | |
| Am7 | Bm7 | Esus4 | E |
ラスト4小節は全て全音符です(ジャーンと伸ばす)。
では最後にコード進行をまとめてみます。
コード進行の流れ
イントロ
↓
Aメロ
↓
Bメロ
↓
サビ
↓
イントロ(半分の長さの8小節で)
↓
Aメロ
↓
Bメロ
↓
サビ
↓
エンディング
おつかれさまでした!!
最後に
いかかだったでしょうか。
「ロビンソン」は弾き語り難度としては中ぐらい、といったところでしょうか。カポを付けていればコードは簡単ですから、スピードに慣れる事が出来れば何とかなります。
頑張ってマスターしてください。
今回のギター講座はここまでです^^
次回にもご期待ください。
う~ん今回は真面目にブログ書いたなぁ(笑
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