9月になりましたね。いきなりすごい台風に見舞われましたが、これ以上被害が広がらないことを願っています。
さて、今月末にはパット・マルティーノ大先生の来日があります。
現在もツアー中のご様子で、Twitterを見ると少し痩せておられるようですが、まだまだ元気そうな様子ですので楽しみにしています。
Detroit Jazz Festival
Pat Martino Quintet
September 2 @detroitjazzfest https://t.co/NA6DrMc9wp pic.twitter.com/2ZENZrsblq— Joseph Donofrio (@jadfrio) 2018年8月31日
こちらは最近の演奏のようです。
The Pat Martino Quintet at Hart Plaza❤️️👍🏾 pic.twitter.com/P8lQuzm9gH
— Innerspirit Project (@InnerspiritP) 2018年9月4日
実はパット・マルティーノさんは5月ごろに来日する予定だったのですが、体調不良により、一度キャンセルとなっています。
この時、僕はジム・ホールの事が頭に浮かびました。ジム・ホールも来日を予定していた矢先に体調不良でキャンセルとなり、そのまま帰らぬ人となってしまったからです。今回もそうなるとは考えてはいませんでしたが、やはりその後の動向が気になるところだったので続報を待っていたところ、9月に再公演することが決まったので慌てて予約をしました。
こういうことが起こりえることを考えると、好きなアーティストのライブには出来るだけ都合を作って、何としてでも観に行っておくべきだと思います。
J-POPで例えると、いつまでもドリカムがライブをやってくれるとは限りません。いつまでもサザンオールスターズが元気でいるとは限らないのです。必ず終わりがやってくることを考えれば、今、観に行くべきだと思います。安室奈美恵さんのファンはもっとライブに行っておけば良かったと思っていることでしょう。
これは、突き詰めれば身近な人間関係にも当てはまります。
あなたの隣にいる人が、あした、あさっても必ずそこにいるとは限らないのです。別れは突然にやってきます。
僕は先週まで元気に会っていた生徒さんが、翌週にはレッスンに来られずに亡くなられていた、ということを何回か経験しています。僕の年齢になると珍しいことではありません。ミュージシャン仲間でもそういうことが時々あります。歳を重ねるにつれてどんどん増えていくのでしょう。そんなことがあった時は自問自答します。何かやり残したことはなかったか。あの人にもっとこういう風に接していれば良かったのではないか。などど、いろいろ考えてしまうのですが、時すでに遅しです。
ですから毎日毎日を、出来るだけ後悔のないようにやっているつもりです。
僕はジム・ホールとジョン・アバークロンビーはとうとう生で観ることが出来ませんでした。皆さんも今見ておきたいアーティストや、スポーツ選手などがいればぜひ会場に足を運んでください。
それはYouTubeやテレビで見るよりもずっと記憶に残るものになります。映像で見るのと生で体験するのは全然違います。ジェットコースターのビデオを見るのと、実際に乗るのとでは違いますよね。同じことだと思います。
今、そこにあるもの。それがいつまでも、そこにあるとは限らないのですから。
パット・マルティーノ。このアルバムが一応最新作なのかな!?まだまだ元気で弾きまくっていただきたいものです。
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