生徒さんからオススメされて観に行ってきました。
兄の死をきっかけに、過去にいろいろあった街に戻ってきた弟。死んだ兄の遺言により、いつの間にか甥っ子の後見人にさせられてしまい…。
葛藤と闘いながら、故郷で甥と過ごす日々は少しづつ心の変化を伴って行く。そして結末は…
といった内容ですが、演技にとてもリアリティがあって引き込まれました。それと、マンチェスター・バイ・ザ・シーの景色がとても綺麗です。行ったこともないのに、どこか懐かしいような…そんな気持ちにさせられます。
この映画はマット・デイモンのプロデュースということで話題になったみたいですが、ケイシー・アフレックの演技がとても良くて、アカデミー賞の主演男優賞(脚本も!)を受賞したというのも頷けます。見終わったあとからジワジワくるタイプの映画だと思います。暗い雰囲気の映画ですが決して悲観的な内容ではありませんでした。
最初は衝突ばかりしていた甥っ子とも次第に打ち解けていくのですが、心理描写がとても秀逸で、何度もウルっときました。音楽に「Beginning to see the light」が使われており、思わず一緒に口ずさんでしまいましたw
僕はどちらかというと007やダイ・ハードのようなアクション系が好きなのですが、こういう人間ドラマ系もいいなぁ〜と思いました。若い頃に見たら面白くない、と一蹴していたかも知れません。今の年齢になってから見るとなかなか深く考えさせられるものがあり、面白かったです。観てない方はぜひ見に行ってみてはどうでしょうか。11月にはBlu-rayも発売するそうですよ!
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