昨年のライブに続いて、ベーシスト佐藤哲さんのライブにご一緒させてもらいました。
実はNUXのMG-30を入手していたので、ライブに向けてかなり音作りをしていました。
レッスンの合間にちまちまと、1ヶ月ぐらいかけて。
しかし、ライブの直前になって、謎のプチノイズが発生したので、本番中のトラブルを避けるため、やむなく使用を断念しました。
MG-30は操作性も抜群で非常に扱いやすく、音も良いですが、どうしてもハイとローが目立ち過ぎてしまい、ギターでは一番気持ちの良い中域の部分が前に出てきてくれず、なかなか扱いが難しいです。
(もちろん、対策もあります。また機会をみて、動画なり、レビューなりを上げようかなと思っています。)
メタル系の音作りをする人にはとても良いと思われますが、私はPOPSやらJAZZやらFUSIONなど、メタル以外のジャンルの演奏機会が多いので、あまりザクザクした歪みは使用する機会がありません。
MG-30はOD系の歪みの数が少ないのが弱点とも言えますが、NUXさんとしては、そこはセンドリターンもあるし、アンプモデリングとの組み合わせでうまくやってね、ということなのでしょう。
余談ですが、MG-30内蔵のOD系でピッキングニュアンスを出せるものとして、ST STINGERというNUXオリジナルのペダルがありますが、こちらはダンブル系のニュアンスが出しやすいODです。私が弾いてみた動画ですが、もし気になる方は参考にしてみてください(15秒ほどのショート動画)。
MG-30はまた次の機会に使用するとして、BOSSのGT-1000coreで音作りを始めましたが、こちらはさすがにBOSSだけあって、もう何でも出来ますよと言った感じで、超万能選手です。
GT-1000coreを使用する際の注意事項として、インプットとアウトプットの設定を適切にやっておかないと、まともな音になりません(MG-30も同様です)。
あと、アンプのリターンがある場合はそちらに繋いだ方が真価を発揮できると思います。
軽いので、専用のボードに組むなどしないと、スイッチを踏むたびに向こうに行ってしまいます。
私は100均の滑り止めシートをカットして床に置いて使いました。いずれボードに組み込もうと思っていますが、本体が小さいのが利点なので、ボードも小さくしないと意味がありません。
ボードに関しては、後ほど検討してみようと思います。
急遽、スイッチFS-6とEV-30も揃えました。
最終的にはこの様な感じでライブに臨みましたが、
直前でバタバタしてしまったため、各パッチをマニュアルモードで使うという、割とアナログ的な使い方に終始しました。
FS-6はマニュアルモード切り替え用に使っています(スイッチ2つ同時押しが本番ではリスクが高いので使いません)。
EV-30の方はボリュームペダル兼ワウペダルとして設定しておき、ボリュームを0にするとチューナーが起動するように設定しました(コントロールセッティングから設定できます)。
GT-1000 coreの内蔵のワウに関しては、クライベイビー系やVOX系も選択できるし、音質も素晴らしいのですが、ペダル(EV-30)につま先スイッチがないため、ワウを起動する際はFS-6またはGT-1000 coreのマニュアルモードに切り替えて、ワウの起動をどこかのフットスイッチに割り当てて使う必要があります。しかも、ワウを使い終わったら再度スイッチを踏まなければOFFにならないので面倒です。かと言って、本当のワウペダルまで追加したらどんどん周辺機器が増えてしまって、もうマルチでいいやんってなるので、ここは悩みどころですねw
ペダルを踏み込めばワウが起動するような設定に出来るらしいという情報を、どこかで見た気もするのですが、すぐには見つけられず、調べる時間的余裕もなかったため、今回は断念しました。
NUX MG-30だと踏み込めばワウが起動するので、この辺りの操作性はMG-30が良いですね。(GX-100だとつま先スイッチあるのだろうか??)
そんなこんなで、バタバタしたのですが、おかげさまでライブは満席となり、次回のライブは7月29日(土)に決定しました。
JUNKのマスター兼永さんもギタリストなので、数曲一緒にセッションさせていただきました。
写真はマスターの奥様がFacebookに上げておられたものを、許可を得て掲載しています。
楽しいライブとなりました。お越しいただいた皆様、どうもありがとうございました!
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