Shinya Fukuda Official WebSite

僕がJAZZという音楽に興味を持つきっかけになったギタリストの一人、パット・マルティーノさんのムック本です。

スコアや奏法解析、ディスコグラフィーや機材に関する情報ももちろんですが、やっぱりこういうムック本で重要なのはインタビュー記事ですね。

その人の考えていることや何に興味があるのか等、WEBではなかなか得られない貴重な情報源です。

実は、この本が出た当時はなんとなく頭の片隅に留めていたのですが、そのうち書店から消えてしまったので、慌てて探し回りました。

結局、どこへ行っても売っていないのでAmazonを見てみたところ中古本しか売ってなくて、しかも5,000～6,000円のプレミア価格がついています。

倍以上の値段はきつい、ということでシンコーミュージックさんに「再販の予定はないのですか？」と問い合わせをしてみましたが、「こちらは絶版となっており、再販の予定はございません」とのことだったので、Amazonでの中古本の価格が4,000ぐらいに落ち着いたところでやっと買いました。

こういう歴史的にも価値のある貴重な本は定期的に再販してほしいものですが、出版社としては売り上げを考えると難しいのでしょうね。

重版が無理なら、電子書籍にして在庫リスクを減らしていくのがいいと思うのですがどうでしょうかシンコーミュージックさん。いやこれは普遍的な価値のある教則本など全般にも言えることだと思います。音楽出版業界全体で電子書籍化を進めていただきたいと個人的には思うのですが、楽譜の著作権とか絡んでくると難しいのだろうか…。

このような経験がありましたので、ロベンフォードのムック本はすぐに買いました（苦笑）。

パット・マルティーノさんのほうは在庫切れのようですが、中古で復活する時があるのでその時を狙うのがいいかも知れません。

ロベン・フォードはまだ売っていますよ。